悠悠緩緩と行く クラス会 〜F212-Group〜

F212試験グループ

第3回 F212試験グループの集い

 2年ごとに開催を計画している「F212試験グループの集い」が、平成28年10月19日に、第3回目を第2回目と同じ場所、横浜シティクラブで開催された。
 集合は、11時50分、横浜高島屋1階正面ロビーで、集まり次第、会場に向かった。
 参加者は12名で、名古屋方面から浅沼さんと影山さんが参加された。
 今回は、懇談の他に、矢野 弓乃介助様から貴重なデータの披露が案内されていました。
横浜西口
Joinus方面を眺める 
横浜高島屋ビルを眺める 
横浜高島屋1階正面ロビーの前
[あら今日は!]という作品だそうです!
前方に会場がある横浜銀行のビルが見える
  境川を横切る   
  会場があるビルに入る   
 
 宴会の座席は、後期高齢者組と若手組が向かい合って座った。集いは、佐藤さんの乾杯で始まった。当時の苦労話や近況の話で、宴は盛り上がった。集いの様子をご覧ください。
 写真は、武田さんから提供して頂きました。
 後期高齢者席?
 山口さん、浅沼さん、吉原さん、佐藤さん、土持、
                    矢野さん
 若手組席 
 奥さん、影山さん、長谷川さん、田中さん、関田さん
 若手組席の続き:
 武田さん(写真提供)、後は省略します。 

 懇親会が終宴し次に、矢野さんが貴重なデータを披露する部屋に移動した。すでにプロジェクターが用意されていた。
 矢野さんのプロジェクトX(海外編)は、次の4つがありました。
  矢野さんのプロジェクトX(海外編)   

 今回は、4つの内、フィリピンへの計算機輸出プロジェクトについて、ご披露がありました。
プロジェクターを使ってプレゼンテーションが始まる!

 1963年10月にFACOM212システムのデモンストレーションの仕事のためマニラRobot社に出張を命じられた。当時の現地情勢などを含めた、約200日間の説明がありました。
プロローグ
途中、プロジェクターの調整!
プレゼンテージョンは続いた!
 
 矢野さんのプレゼンの後は、7階のサロンでコヒーブレーク。約1時間懇談して、解散した。
サロンでの様子をご覧ください。
最後に全員で!(佐藤さんと吉原さんは早退)

 矢野さんから「マニラの200日」のお話があり、有意義な集いでした。通常現地調整は、システムが稼働できることを確認したら終わりですが、矢野さんの場合は、システムを調整する前にいろいろな手続きに難行されたそうで、大変な出張だったと思いました。
 ここで、FACOM212がどんなシステムであったかを振り返ってみることにした。
 FACOM 212は,パラメトロン式の小型事務用計算機であり, FACOM 200を基に開発され,1959年4月に出荷された。
 1963年(昭和38年)にはフィリピンに輸出され、国産コンピュータの初輸出を飾りました。
 FACOM 212は,当時の事務会計の機械化への適用を第一として開発された計算機である。そのために,パンチカードの利用を考慮して,IBM 513集団複写鑽孔機やIBM 405英字式会計機との結合が可能であった。
 IBM 513はIBMカードの読込みと鑽孔(パンチ),IBM 405は印刷のために用いられた。それらはFACOM 931カード入出力制御装置に結合された。FACOM 931はFACOM 212に結合されたIBM機の制御や相互間を流れるデータのコード変換を担った。(コンピュータ博物館 サイトより)
       FACOM212の本体の外観
     (FAcom-212の画像検索結果 サイトより)

 遠方から参加された、浅沼さん(岐阜)、影山さん(名古屋)、ご苦労様でした。
 また、発起人の矢野さん、世話役の奥さん、この会の企画と取りまとめ、有難うございました。
 皆様のご健康を祈りながら再会を楽しみにしています。
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(2016.10.23作)