悠悠緩緩と行く クラス会 〜すみれクラブ 長野へ杏の観賞に行く〜

長野へ杏の観賞に行く

松代城跡の桜観賞・浄光寺・岩松院・中島千波館を散策

 夕べは、熟睡した。朝の朝食を頂いて後、小布施にある岩松院に出かけた。途中、松代城跡の桜を観賞する。

マップ

 今回のバスツワーの移動軌跡をGPSで記録した。「ここ」をクリックすると地図が表示されます。表示された画面の右にある写真をクリックすると、地図上に表示されます。ご覧ください。

松代城跡の桜を観賞する

 松代城は、戦国時代に武田信玄によって築城された城といわれ、明治の廃城まで300年余りにわたって北信濃の拠点的場所でした。 廃城後は建物が打ち壊されたために、城としての景観を失い、わずかに石垣が残るのみでしたが、1981年に、現存する城郭建築である新御殿(真田邸)とともに国の史跡に指定されました。 長野市では、1995年より環境整備工事を行って発掘・文献調査をもとに、櫓門・木橋・石垣・土塁・堀などの修理・復元をしました。2004年4月より、江戸時代の姿に限りなく近い状態で再現され、一般公開しています。(長野市のホームページ より)
松代城跡の桜

浄光寺(じょうこうじ)を散策

 信州小布施雁田薬師浄光寺は、現世利益のお寺です。
「人間が生きている時に役に立つ」 それが浄光寺が目指す開かれた寺院です。 2008年で満600年を迎え、国の重要文化財にも指定されている「薬師堂」や、古くから地域の人々に親しまれている御霊泉など、趣深い寺院となっております。
 また、人々が気軽にお寺に訪れる「きっかけ」つくりの一環として、数年前から「オープン本堂」と称し、本堂を地元の方々に開放しております。集会はもちろん、ピアノ教室や合宿まで幅広い目的で活用され、自由な字を楽しく書く「遊書教室」も営まれる中、住民達から親しまる寺院となっています。 信州にお立ち寄りの際は是非いらっしゃって下さい。(おてらいふ サイトより) 
浄光寺のしだれ桜もまだ咲いてなかった!
 水芭蕉が咲いていた! 石階段の参道を登る

薬師堂と回向柱

 2008年で満600年を迎えた現薬師堂は、国の重要文化財に指定されています。 昭和21・22年の根本大修理の際発見された墨書や「お薬師さん」の胎内銘により、 室町時代初期の応永15年(1408)の建立が明らかとなりました。 茅葺き屋根の入り母屋造りで、天下屈指の最優秀作といわれる蟇股(かえるまた)や巻き込み渦文の多い木鼻、 外陣天井を化粧屋根裏とした手法等にすばらしい技術が見られ、特に板壁に残る極彩色の仏画、 内陣柱上の斗供(ときょう)などは優秀で室町時代初期の代表的な建築と高い評価をいただいております。(おてらいふ サイトより)
そこには、薬師堂と回向柱があった! 
回向柱とは(看板より)

岩松院(がんしょういん)を散策

 この寺の本堂大間の天井を飾るのが、八方睨み鳳凰図。21畳敷きの天井いっぱいに翼を広げた鳳凰の画で、葛飾北斎最晩年の作品。 鳳凰図は朱・朱・鉛丹・石黄・岩緑青・花紺青・べろ藍・藍などの顔料を膠水で溶いた絵具で彩色されている。その絵具代150両、そのほかに、金箔を4400枚使用している。160年たった現在でも彩色は、少しも変化していない。 この絵には「かくし絵」が描かれているので、それを探してみるのも一興だ。 裏庭には小さな池があり、桜が満開を少し過ぎた頃、たくさんのアズマヒキガエルが集まって産卵をする「蛙合戦の池」がある。小林一茶の句碑が池のそばに立っている。 ほかに関ケ原の合戦で勇名をはせ、広島城の大名になった福島正則公の霊廟がある。(岩松院公式ホームページ より)
岩松院の仁王門の桜、まだ蕾だった!
 ここでも水芭蕉が咲いていた! 本堂、この中に
「八方睨み鳳凰図」がある!
 
 十面観音菩薩 これは、梅の花?

福島正則公霊廟と五輪塔

 福島正則公霊廟は、本堂の真裏にある。そのおたまやの中に五輪塔がある。福島正則公霊廟については、看板の写真をご覧ください。五輪塔は、戦国時代に武士たちが好んで建てた。今はあまり見られない、五輪塔は五つの異なった形の石を積み上げたもの。 上から「空・風・火・水・地」と刻まれている。(岩松院公式ホームページ より)
福島正則公霊廟 五輪塔
看板

蛙合戦の池と小林一茶の句碑

 蛙合戦の池は、寺の花見時になると、裏庭の小さな池に、大人の手のひら大きさの蛙が何処ともなく集まってくる。 雌めすが産卵するのを雄が手伝うのだが、雌が少ないために、奪い合いとなって合戦となる。 一年の内の約5日間、昼夜の別なく、蛙が入れ代わり立ち代り、くくみ声を上げての戦いは 静かな山寺の春の風情である。
 俳人・小林一茶(1763〜1827)は、文化13年1816年4月20日に当地を訪れ、合戦を見て「やせ蛙まけるな一茶これにあり」と呼んだ。病弱な初児・千太郎への声援の句であるが、その願いもむなしく千太郎は一ヶ月たらずして他界した。一茶54歳の時。(パンフレット より)
蛙合戦の池 池のほとりにある一茶句碑

鈴花で昼食

 地場野菜や上越から直接仕入れる魚介を駆使した料理に連日客が絶えない人気店。インダストリアルデザイナー・水戸岡鋭治氏がプロデュースした店内は、藁や和紙を多用し風情たっぷり。 (MAPPLE観光ガイド サイトより)
 観光地として最近ますます賑わっている小布施町の中にあってひときわ存在感のある趣。 古民家風な店内は大変落ち着く空間で、1階は通りを眺めながらいただけるテラス空間とカウンター。2階は畳で靴は脱ぎますがテーブルと椅子でいただきます。 お料理はおもてなしの心を感じる演出、本格的な味。 長野にはあまりこういったきちんとした和食でしかも比較的手頃なお店がないのでうれしくなってしまいます。(ZAQ まちの魅力発見サイト より)
鈴花で昼のミニ会席を食べた!

おぶせミュージアム・中島千波館

 戦後日本画家の第一人者のひとり、中島千波(なかじまちなみ)の作品を常設展示する美術館。花鳥風月や人物、裸婦などが現代的な感性で描かれている。なかでも、桜をモチーフにした作品に、人気が集まっている。また、小布施のまつり屋台を展示するコーナーもあり、江戸時代末期から明治初頭にかけて作られた、まつり屋台5基が展示されている。(プチたび 総合旅行情報サイト より)
 小布施出身の中島千波の作品を鑑賞した。中でも根尾谷の淡墨桜は傑作だ。先週見てきたばかりなので、なお感銘した。
         おぶせミュージアム・中島千波館
 
       看板 めずらしいチューリップ
ここの桜ももう少し! マウスが迎える!

竹風堂松代店

 池田満寿夫美術館に隣接した竹風堂松代店でお土産を買って、長野ICから新宿に戻った。
竹風堂松代店

 帰りも行きと同じ自動車道を通って帰新宿した。途中、横川SAで、トイレタイムがあった。そのとき撮った写真だが、山の名前が分かりません。
妙義山(1104m) 左、鳥帽子岩(1117m)
右、西大星(1012m)

 短い時間であったが、保アさん夫婦のお陰で多くの名所を散策ができて、楽しい長野の旅でした。 保アさん、奥さん、本当に有難うございました。

          このページのTop へ
(2012.04.20)