寄稿 〜石塚さんからのメールの紹介〜

石塚さんからのメール

2008年3月20日(木)

 こんにちわ 突然の失礼なお手紙で申し訳ありません。
私の母も土持と言います。
 この苗字が珍しくまだ同じ姓の人に会ったことがないため、嬉しくてメールしてしまいました。
 実は私も14年前に新婚旅行で宮崎の土持神社を尋ねた事があります。 宮崎の駅でタクシーの運転手さんに「土持神社に行ってください」とお願いしたところ、場所がわからないので・・・・と、地元の土持さんのお宅に連れていってくれました。

 そこでお会いさせていただいたのは紛れも無く私たちの遠縁の土持さんでした。なんでも市長さんを昔にされていた経歴の持ち主の方で、几帳面な正確な方で、代々の系統図(16代分)まで見せていただき、私の祖父、祖父の弟の名前まで載っていたのが嬉しかった記憶があります。(遠縁の親戚には大久保利通という名前もありましたよ)

 その後、土持家のお墓や昔土持家の家来だった方の子孫の方の家まで連れていっていただき、方ひざにみつ指といった再掲の姿勢で「姫様」と迎えられ、その当時の刀も大事にしまってあると見せていただいた事もあまりにびっくりしてしまった記憶が蘇ってきました。
 それから、補足ですが・・・・
土持神社の切腹石は今では触った人が死んでしまうという言い伝えがあるそうです。 それから今でも、家来の家系の方や土持の子孫は伊藤・島津家を新参者と呼ぶそうです(いったい何百年前の話なの?と苦笑いをしましたが、大真面目な顔で話している方々を見ると、 日本人の武士魂はまだ健在なんだなぁと感心させられました)

 我が家の祖父の母は源ふゆと言い、沖のえらぶで一生を終えたそうですが、今でも土持の系統の人間が行くと下にもおかない扱いをしてくださるそうです。(母の兄が若殿様と呼ばれその気になって帰ってきました)
 なお、関東方面には30数家族の土持さんがいるそうです。(土持会というものがあるらしいです)

 突然のこんなメールで不愉快な思いをさせてしまったら申し訳ありません。 同じ姓の方のHPを見つけて嬉しくなってメールしてしまいました。 少しでも土持学級のお役にたてれば良いのですが・・・・

  大変失礼しました。
 石塚純子(旧姓 土持)

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