つちもち学級 小旅行記 〜郡上八幡美濃の淡墨桜を観賞するの旅行記〜

郡上八幡美濃の淡墨桜を観賞する

郡上八幡を散策する、関川の桜と淡墨桜を観賞する

 二日目は、郡上八幡を散策する。その後、淡墨桜を観賞する予定だったが、い天候が曇ってきたので、少しでも桜を観賞できるようにと、添乗員は、先に関川に行く事に変更をした。お陰で、五分咲きの桜を観賞することができた。そして、尾根谷の淡墨桜に向かった。淡墨桜は、まだ蕾の状態で咲いていなかった。

マップ

 今回のバスツワーの移動軌跡をGPSで記録した。「ここ」をクリックすると地図が表示されます。表示された画面の右にある写真をクリックすると、地図上に表示されます。ご覧ください。

郡上八幡散策

 長良川の上流に位置する郡上八幡(ぐじょうはちまん)は水の町として知られ、密集する民家に沿って流れる乙姫川、小駄良川は、中央部で吉田川に注ぎ、吉田川は町の西側で長良川に合流する。 また、名水百選の宗祇水(そうぎすい)、水舟、大小さまざまな水路など、水の綺麗な街として知られ、町人の大切な生活用水として利用されている。 この郡上八幡は、郡上八幡城の城下町として栄えてきたため、風情ある古い町並みや歴史ある寺社、紬織りなどの伝統文化も数多く残る。 映画「郡上一揆」でも知られる郡上八幡は、毎年夏になれば、約400年前から踊り継がれている郡上おどりに大勢の観光客が全国から訪れる。(郡上八幡散策 サイト より)
水が綺麗な吉田川、前方は新橋
(宮ケ瀬橋から撮る)

郡上八幡博覧館 郡上おどりの像

宗祇水(そうぎすい)

 郡上八幡は、川から分水した用水が流れるだけでなく、湧水が豊富な町でもあります。 湧水を溜めて利用する場所は「水屋」とよばれ、そこには「水舟」とよばれる湧水の利用施設が設けられています。 最も有名な水屋である「宗祇水(そうぎすい)」は、郡上八幡を訪れた観光客が必ず立ち寄る観光スポットですが、当地で草庵を結んだ室町の歌人・飯尾宗祇が愛飲したことが名前の由来だといわれています。 湧水は水舟によって、上段・中段・下段に順次落とされて、人々は上段を飲料水、中段を野菜や食器の洗い場、下段を洗濯場に使うことで湧水を有効に利用しています。(郡上八幡 サイトより)
 宗祇水の水舟と本町通りから宗祇水の水屋への下り道
 下に流れる川は、小駄良川
  (清水橋から撮る)

新橋、流れる川は吉田川
結構高い12mある、ここから飛び込む!

神農薬師
新橋を渡ってすぐの所にある。岩に彫られている。由来は、
当時、市島林組の富豪治左門方に立ち寄った一巡礼が、厚いもてなしを受けたお礼に薬師如来を置いて立ち去った。そうです。

白龍稲荷神社

 新橋を渡って神農薬師を拝んで肴町を歩いて下殿町を右折しようとしたところ、奇妙な岩を見つけた。なんだろうと前に進むと大きな岩が現れた。 なおも近づくと「白龍稲荷神社」の鳥居があった。高さは10mあるそうだ。町の真ん中にポツンと立っている。奇妙な神社だ。
町の中にポツンと立つ白龍稲荷神社!

桜間見屋
創業明治20年肉桂玉・製造元
郡上八幡城
浄因寺の入り口辺りから撮る

関川の桜観賞

 郡上八幡から根尾谷の淡墨桜を観賞する予定だったが、添乗員は、天気が崩れそうだと判断して、先に刃物で有名な関市にあるフェザーカミソリ関工場のフェザーミュージアムに見学することにした。ミュージアムを見学後、近くに流れる関川沿いにある桜を観賞した。
 関市街地を流れる関川沿い約3キロメートルに渡ってソメイヨシノが250本あるそうです。5分咲きの桜を観賞できて、一安心する。
フェザー安全剃刀株式会社関工場 フェザーミュージアム
入り口でロボットが歓迎してくれた!  ミュージアムの天井、本物のカミソリ、幾つあるだろうか!

関川の桜を観賞する

根尾谷の淡墨桜観賞

 いよいよ目的の根尾谷の淡墨桜の観賞です。
樹齢1500余年を誇る孤高いヒガンサクラ。樹高16.3m、幹回り9.9m、枝張り約27m。山梨県「山高神代桜」と福島県の「三春滝桜」と並んで日本三大桜のひとつに数えられ、国の天然記念物に指定されています。山深い根尾谷にたくさんの支柱に支えられながらも満開になると白色の花を付け、散り際には特異の淡い墨色を帯びてくることから淡墨桜と名付けられています。継体天皇お手植えという伝承や、作家の宇野千代がその保護を訴えて、活動したことでもよく知られています。(パンフレット より)
 多数の支柱に支えられた淡墨桜、
まだ蕾の状態だった!
奥に見えるのが2世の淡墨桜だそうだ!

小高い所に根尾第一番淡墨観音堂がある、
そこから見る淡墨桜

 確かに幹回りは太い!

 蕾の淡墨桜は、少し雨が降っていたせいか、悲しく見えた。
早く満開になって悠然とした姿を誇って欲しい。機会があれば、咲いている淡墨桜を見たいものだ。
 さて、あとは帰るだけとなった。東海北陸自動車道の美濃ICに入る前に、インターチェンの近くにある美濃関物産館に寄る。美濃関JCTで、東海環状自動車道、豊田JCTで、東名高速道路、途中浜名湖SA,中井PAでトイレタイムを取って、町田に到着した。
美濃・関物産館 夕日が映る浜名湖SA

中井PA 添乗員の岸さん(左から2番目)

 私にとっては、すべて始めての場所だったので、大変に満足している。淡墨桜は、気候次第なので、どうしようもない。次回を期待するしかない。中央自動車道、飯田ICから下呂温泉、郡上八幡、東海北陸自動車道、東海環状自動車道、東名高速道路と東海道を一周したバスツワーだった。走行距離約900km。ドライバーの滝口さん、添乗員の岸さん、お疲れ様でした。また、機会があればご一緒しましょう。
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(旅行日 2012.04.08-09)