雑学 〜ドアノブの交換時の注意〜

ドアノブの交換時の注意

従来のドアノブを取り外す

 玄関のカギを紛失したので、錠本体は従来の物を使うことにして、ドアノブのみを交換することにした。どんなタイプのドアノブを選べは良いかは、先ず従来のドアノブを取り外す。そして、次の3箇所を確認する。

1.ドアの厚さが25〜42oであること。

2.本体取り付けピッチが42o,44o,50oであること。

3.スピンドルの数を確認する。

ディンプル取替握玉で交換できる

 私の場合は、扉厚=25o、本体取り付けピッチ=42o、スピンドル=1本だったので、下記の「ディンプル取替握玉」を購入した。値段は4,790円。

スピンドルの選択が大事です

 ディンプル取替握玉の部品にスピンドルが2つある。形状が標準であるスピンドルは、外側握玉(ノブ)と一緒にのところにある。もう一つは、ビニール袋に入ったままになっている。このスピンドルの取り付けがあります。外側握玉(ノブ)の半月穴にスピンドルの凹部が見えなくなる様に奥まで差し込むのです。
 問題はここに有ります。ノブの交換に夢中になり、標準のスピンドルだから大丈夫と思い、外側握玉(ノブ)に差込、すべて取り付けを完了して、いざドアの開閉をしたところ、カギの開閉錠は問題ないが、ラッチボルトが完全に出てこない。そのため、ドアがロックされない。さては、スピンドルが間違っていたのか。あらためて既存のスピンドルを見てみた。案の定、形状が細幅だった。
 もう一つのスピンドルの方だったのか。と言いながらノブを取り外し、スピンドルを交換しようと試みた。ところが、このスピンドルがなかなか抜けない。4,790円を無駄にするのか。と一人ぶつぶつ言いながら外側握玉(ノブ)を見つめていた。

1.スピンドルが2つある

2.スピンドルの取り付け

 スピンドルの凹が見えなくなる様に奥まで入れる。



3.従来のスピンドル

スピンドルは取り外すことができます

 取り付けたスピンドルが取り外すことができないのかと悔しく思っていた。
取り扱い説明書を見ても、取り外し方の説明はない。しかし、一度取り付けたら二度と取り外せないとも書いていない。そこで、取り外す方法があるはずだと思い、外側握玉(ノブ)をみていたら、中央に黒い座金に注目した。この座金を取れば何とかなると思い、必死になってこの座金を取ると、スピンドルを取り外すことができた。そして、細幅のスピンドルを取り付けて、すべてを組み立てなおした。その結果、ドアの開閉がすべてうまくできた。

1.座金を取る

 この座金を取る道具があれば簡単だと思うが、その道具が無いので、結構苦労します。

2.スピンドルを取りはずことができる

 座金を取ると、角芯とスピンドルが取り外すことができる。

反省

 今回のノブの交換作業は、従来のスピンドル形状をよく見て交換すれば何も問題を起こすことは無かった。しかし、今回のようにだめだと思って諦めないでいろいろトライすると、うまくいくこともあると思った。

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