シルバー人材センターについて
定年退職後の生活設計を持っている人には、あまり関係ないことですが、私の場合は、退職して今までの疲れをとるために暫くボンヤリしていました。 ある程度期間が過ぎると、外に出て行く機会が少ないことに気が付きました。また、ある程度の緊張感が必要であるとも思った。 そこで、外で何かできないかと思案中に、この「シルバー人材センター」を知った。
シルバー人材センターとは
シルバー人材センターは、健康で働く意欲のある高齢者(原則60歳以上)の新しい就業システムです。臨時的、かつ短期的な就業を通して地域の発展に寄与することを目的として
地域社会の理解を得ながら、自主的に活動、運営し共働く・共助の組織団体として生まれた法律(高齢者等の雇用の安定の関する法律)にもとづき、都道府県知事許可の公益法人です。
また、臨時的、短期的な雇用による就業を希望する高齢者のために無料の職業紹介事業も行っています。
社団法人全国シルバー人材センター事業協会
各市区町村での「シルバー人材センター」設置が相次ぐなか、昭和55(1980)年12月情報交換・経験交流等を図ることを目的としたシルバー人材センターの全国組織として 「全国高齢者事業団・シルバー人材センター等連絡協議会」(全高シ連)が発足し、平成8年同法の改正によって「社団法人全国シルバー人材センター事業協会」 と改めた。
あなたの町のシルバー人材センター
あなたの町のシルバー人材センターが何処にあるかを探すことができます。
ここをクリックして、表示されたページの
「>>あなたのまちのシルバー人材センター」をクリックしてください。
座間市シルバー人材センター
ここからは、座間市のシルバー人材センターについて、記述します。
1.先ずは、シルバー人材センターの会員になる。
(1)説明会は、毎月第1、3木曜日。
シルバー人材センターの趣旨を聞く。
(2)入会日は、毎月2,4木曜日。
説明会を聞いて、シルバー人材センターの趣旨を理解し、健康で家族の同意
を得ている人は、入会できる。
●入会のときに必要な持ち物
- 写真2枚(3cm×2.5cm)
- 印鑑
- 会費 2,000円
- 人名義の振込口座番号(郵便局のみ)
- 緊急連絡先(自宅以外の氏名、続柄、住所、電話番号又は、本人以外の携帯電話番号)
(3)会員証を受け取る。
入会日から数週間後、座間市シルバー人材センターから会員証が郵送され
る。これで、正式に座間市シルバー人材センターの会員となる。
詳しくは、「座間市シルバー人材センター」をご覧ください。
2.センターから仕事の紹介の連絡がある。
(1)センターから仕事の紹介の連絡がり、当日その現場に出かける。
(2)センター担当者と一緒に、仕事の内容を見学する。
(3)見学後、この仕事ならば大丈夫の旨をセンター担当者に伝える。
(4)仕事開始日が、ここで決まる。以後その日から出勤する。
会員になる際、希望する仕事内容や曜日時間等を入会申し込み書に記入するが、実際は、自分の希望する仕事は、なかなか廻ってこない。そこで、あまり仕事の紹介をパスすると、
仕事の紹介が後回しされるので、ほどほどにする必要がある。
3.仕事の場所および担当者について
(1)仕事の場所は、交通費が出ないので、自宅の地域範囲となる。自転車があると便利です。
(2)担当者は、一人ではない。必ず二人で担当する。
例えば、一人が月水金曜日を担当すると、もう一人は、月火木曜日を担当する。担当しする曜日に不都合ができた場合は、二人で相談して曜日を交替する。センター担当者は、調整しない。
感 想
退職して1年振りに会社に出勤して仕事をした。時間に束縛されるが、仕事している間の緊張感がいい。また、何と言っても通勤時間の短いことがいい。また、
毎日出勤するのではなく、一日おきで、且つ午後の1時から6時±1時間がよろしい。只今、元気に出勤しています。
60歳過ぎて、自分で仕事を探すことは大変なことです。先ずは、歳だけで相手にしてくれない。そんなとき、地域のシルバー人材センターの会員に登録していれば、
ひょっとしていい話に出会うかもしれない。一度、説明会に出席されては、いかがでしょう。