宮崎・大分・長崎の旅行記
大分観光・別府八湯鉄輪温泉・鉄輪むし湯・陽光荘
別府の地獄めぐり終えて、鉄輪温泉にある今晩の宿、陽光荘に向かう。チェックイン後、鉄輪むし湯を体験する。サウナより短時間で発汗する。石菖という薬草の香りがよろしいです。鉄輪温泉にきたら是非、むし湯に入ることをお勧めします。
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古くから湯治の街として栄え、農閑期に疲れを癒すため農家の方々が長期滞在したり、療養のための長期滞在の方々が多く訪れ、温泉の蒸気で蒸す「地獄釜」を使い自炊をしながらゆっくりと時間を過ごしたのでした。(別府八湯鉄輪温泉 サイトより)
鎌倉時代の1276年(建治2年)に渋の湯や熱の湯とともに創設した温泉といわれる。
現在の建物は、2006年(平成18年)8月にリニューアルしたもので、受付の前には一遍上人の木像が安置されている。
男女別に分かれたむし湯の石室はおよそ8畳ほどの広さで、 温泉で熱せられた床の上には石菖という薬草を敷きつめ高温で蒸す状態にして、
テルペン(鎮痛効果がある)を成分とする芳香を放出させて皮膚や呼吸器から体内に吸収するようにして利用する。
以前のむし湯があった建物前の広場には、一遍の石像とむし湯の遺構が整備され、手軽に利用出来る足むし湯(無料)が設けられている。
入浴料金500円:レンタル浴衣210円(鉄輪むし湯-Wikipedia サイトより)
むし湯の入り口は小さくて中腰でなければ入れない大きさだ。悪くいえば火葬場のカマの入り口のような重厚な雰囲気があってちょっと怖い。
女性スタッフ
「8分間入っていただきますが、暑くて耐えられない場合は自由に出てもいいですよ」ということで少し安心した。
さて、順番が来たのでむし湯へ入場です。小さな木の扉を開けると中から熱気が噴出してくる。白熱球の薄暗い照明に照らし出された空間は、広さ六畳ほどで天井も低く真っ直ぐ立てないほど。
そんな狭い石室内には床一面に草が敷かれ、
三つの石製枕がその草の中に設置されている。それにしても熱気ムンムン、あ〜アツイ。その石枕の上にタオルをかけて頭を乗せて横になる。
当初、「むし湯」ということで蒸気で蒸される事をイメージしていたが、中はドライサウナのようにあまり湿度は感じない。敷かれた草はサトイモ科の「石菖」(せきしょう)という薬草が干されたもので、わらの様な質感だがもう少しやわらかく良い香りがする。
そんな干し草の上で横になっていると、その草の何とも言えない良い芳香が辺り一面に広がって、次第に気分が落ち着いてくる。内部の温度は80度ぐらいだろうと思われるが、熱源は床下に温泉を流して得られる自然の熱を利用しているという。
普段サウナは利用しないので所定の8分間耐えることができず、6分少々であえなく脱落してしまった。借りた浴衣は汗でボトボト。素肌の露出している部分は汗に草が付着して草だらけ。付いた草は出口横のちりとりへ入れて下さいとのこと。
むし湯の最中はとても暑かったが、外へ出てからは壮快な気分になれる。
(大分県 鉄輪温泉鉄輪むし湯温泉奉行所 サイトより)
そして、鉄輪の特徴は地獄釜という調理設備があることです。これを試してみたくて鉄輪に来たといっても過言ではありません。地獄釜とは、高温の温泉蒸気を利用して調理する調理設備のことですが、これを自炊客は自由に使うことができます。
外観は、どこにでもありそうな民宿のような風情ですが、中には驚きの光景が! なんと、ちょうど建物の中心、中庭のような位置に、もうもうと温泉蒸気が立ちのぼり、その周辺にたくさんの地獄釜が並ぶ炊事スペースが!しかも、1階と2階と両方とも!
つまり、この宿は、温泉蒸気が噴出している場所を取り巻くように建てられている訳です。(自炊部旅ごはん 欄縄温泉 陽光荘 サイトより)
早速、我々も陽光荘の裏にあるスーパーマーケットで、食糧を買って蒸し料理を作って夕食とした。
別府地獄めぐりと違い、ゆったりとした情緒豊かな雰囲気のある鉄輪温泉は気に入りました。
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マップ
観光した場所をポイントしています。ご覧ください。より大きな地図で 大分 を表示
別府八湯鉄輪温泉(べっぷはっとうかんなわ)
日本1位そして世界2位の湧出量を誇る別府市の別府八湯の温泉群。その中でも最も多く温泉源が集中するのが鉄輪(かんなわ)温泉。その歴史も古く、鎌倉時代一遍上人が念仏行脚の途、鉄輪の地を訪れ、猛り狂う地獄地帯を鎮め、湯治場を開いたのが鉄輪温泉の始まりとされています。古くから湯治の街として栄え、農閑期に疲れを癒すため農家の方々が長期滞在したり、療養のための長期滞在の方々が多く訪れ、温泉の蒸気で蒸す「地獄釜」を使い自炊をしながらゆっくりと時間を過ごしたのでした。(別府八湯鉄輪温泉 サイトより)
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湯けむり展望台からは鉄輪の湯けむりがたなびく姿とともに、晴れていると扇山鶴見岳も一望できるそうだ。「21世紀に残したい日本の風景」で、富士山に次いで全国2位。2010年には展望台からの夜景が「日本夜景遺産」にも認定された。 |
鉄輪むし湯
別府市営温泉「鉄輪むし湯」は、別府八湯の一つ鉄輪温泉を開いた一遍上人が施浴をおこなう施設として、
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一遍上人の木像 | 足むし湯 |
むし湯の様子
むし湯の様子をうまく表現したサイトの内容を記す。まさしくこの通りです。むし湯の入り口は小さくて中腰でなければ入れない大きさだ。悪くいえば火葬場のカマの入り口のような重厚な雰囲気があってちょっと怖い。
女性スタッフ
「8分間入っていただきますが、暑くて耐えられない場合は自由に出てもいいですよ」ということで少し安心した。
さて、順番が来たのでむし湯へ入場です。小さな木の扉を開けると中から熱気が噴出してくる。白熱球の薄暗い照明に照らし出された空間は、広さ六畳ほどで天井も低く真っ直ぐ立てないほど。
そんな狭い石室内には床一面に草が敷かれ、

当初、「むし湯」ということで蒸気で蒸される事をイメージしていたが、中はドライサウナのようにあまり湿度は感じない。敷かれた草はサトイモ科の「石菖」(せきしょう)という薬草が干されたもので、わらの様な質感だがもう少しやわらかく良い香りがする。
そんな干し草の上で横になっていると、その草の何とも言えない良い芳香が辺り一面に広がって、次第に気分が落ち着いてくる。内部の温度は80度ぐらいだろうと思われるが、熱源は床下に温泉を流して得られる自然の熱を利用しているという。
普段サウナは利用しないので所定の8分間耐えることができず、6分少々であえなく脱落してしまった。借りた浴衣は汗でボトボト。素肌の露出している部分は汗に草が付着して草だらけ。付いた草は出口横のちりとりへ入れて下さいとのこと。
むし湯の最中はとても暑かったが、外へ出てからは壮快な気分になれる。
(大分県 鉄輪温泉鉄輪むし湯温泉奉行所 サイトより)
地獄釜をもつ自炊宿 陽光荘
温泉天国別府、その中でも鉄輪(かんなわ)には多くの自炊宿が集まります。この辺りでは、自炊宿のことをを”貸間”と呼ぶようです。中心部は、貸間旅館の看板を掲げた小規模の旅館が多く、レトロな雰囲気。
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地獄釜 | 炊事場 |
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ガスコンロもある | 部屋には食器類が置いてある |
早速、我々も陽光荘の裏にあるスーパーマーケットで、食糧を買って蒸し料理を作って夕食とした。
出来上がりを撮れば良かった、残念! |
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地獄蒸し工房 | ヤング劇場 |
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温泉マーク | いでゆ坂 |
別府地獄めぐりと違い、ゆったりとした情緒豊かな雰囲気のある鉄輪温泉は気に入りました。
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(旅行日 2011.05.26〜30)