つちもち学級 小旅行記 碓氷めがね橋と富岡製糸場の旅行記〜

碓氷めがね橋と富岡製糸場の旅行記

碓氷めがね橋

 日帰りのバスツアーで、「碓氷めがね橋と富岡製糸場」を観光した。

マップ

 観光した場所をポイントしています。ご覧ください。

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碓氷めがね橋

 信越本線高崎ー横川間は、明治18年(1885)10月、軽井沢ー直江津間は、明治21年にそれぞれ改行したが、碓氷線と呼ばれた横川−軽井沢間は、碓氷峠が急勾配のため、路線決定に紆余曲折し、明治26年(1893)4月開業となり、高崎ー直江津間の全線が開業した。
 横川―軽井沢間の11.2kmは、66.7/1,000 という急勾配のため、ドイツの山岳鉄道で実用化されていた、アプト式が採用され、昭和38年まで走り続けた。

 この碓氷線には、当時の土木技術の粋を集めて、26のトンネルと18の橋梁が造られたが、なかでもこの碓氷第三橋梁(めがね橋)は、長さ91m、高さ31mで、202万8千個のレンガを使用した、国内でも最大レンガアーチ橋。明治25年4月から基礎工事を始め9月25日は橋脚が完成し、その後アーチ部分のレンガを積み始め、同年12月5日に完成したといわれている。明治27年の地震で橋脚の一部にひびが入ったため、その後2年間で補強工事が行われた。そのため、アーチリングも太くなり、当初のスマートさはなくなったが、その後の思い列車の通過にも耐えらた。(掲示版より)

 めがね橋から、約0.5Km先まで散策した。途中第5トンネル、第4トンネルを潜ったが、すべてレンガで人の手で積層されている。気の遠くなる様な数である。これらは既に40年前に使命を終えているが、未だに堅固さを保っている。それはトンネル正面の石積みにも、線路の側壁の石積みにも同じように見て取れる。苔むした石組みは年月に耐えて微塵の狂いもなく、工芸品のような手造りの暖かさと品格がある。国指定の重要文化財だが、こんな技術が当たり前の時代があったのである。

めがね橋に向かう

駐車場からめがね橋に向かう 
めがね橋を見上げる
めがね橋の上(アプトの道)に向かう

めがね橋から0.4 km 辺りまで散策する

めがね橋を渡る 
 めがね橋に中央辺りから旧国道18号を眺める!
 結構高い!
第5トンネルを通る、トンネルもレンガ造りだ!
 第4トンネルを出るとカルバート
(径間が4.57m以下の橋のこと)見える! 
第3トンネルを出ると、めがね橋まで0.4 kmの地点 
横川駅方面から第2号トンネルを通ってめがね橋に向かう家族! 我々も第3号トネルを通って引き返す!

引き返す

左側から見ためがね橋 右側から見ためがね橋
めがね橋から山手に見える橋は新線で、
平成9年に廃線、
新幹線は約3km先の山の中を通っている!

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(旅行日 2011.10.29)