葬儀のことはあまり考えたことがなかったが、いざと言うときに動揺しないようするため、葬儀の勉強会に参加した。なかなか分かり易い説明だったので、葬儀の流れを理解することが出来た。参考までに「葬儀の流れ」を資料を参考に記述する。
葬儀の流れと習慣(1/2)
葬儀の流れと習慣を理解する。
●ご臨終のときに用意するものは、「写真」、「死亡診断書」と「認印」。
●葬儀の日程を決めるには、「火葬場の予約」、「僧侶等のご都合」と「会場の空き状況」が一致したとき。
●納骨の時には、「埋火葬許可書」が必要。
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お亡くなりになったときは、お葬儀の依頼先に電話します。葬儀社は通常、24時間365日受付けしています。
医師による死亡の確認が行われ、「死亡診断書」を受け取ります。
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病院からご遺俸をご自宅に搬送します。ご自宅に安置できない方は、一最的に、葬儀社等で預かります。
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納棺までご遺体を安置します。頭は北、または西に向け安置します。(故人のお布団を用童します)
葬儀社と打ち合わせを行い、日時、会場、葬儀の内容等を決めます。
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<ワンポイントアドバイス>
●ご遺体を自宅等に搬送する時、病院の出入り葬儀社を紹介される場合があります。葬儀の依頼先が決まっているときはその葬儀社に搬送を頼むか、出入り業者に「搬送のみ」と明確に伝えることが大切です。
●通常、突然死などの場合、警察に連絡します。警察官の指示がないとご遺体を動かせません。その後、「行政解剖」や「司法解剖」が行われます。監察医等による検視後、死亡診断書に代わる「死体検案書」が出されます。
●病院より「病理解剖」を依頼された場合は、すぐに遺体を搬送できないことがあります。
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<ワンポイントアドバイス>
●突然死や変死で遺体を移動する際に、警察から葬儀社を紹介されることがあります。搬送と葬儀葬施行を別々の葬儀社に依頼することも可能ですので、葬儀の依頼先を決めているときは最初にその旨を伝えないと、後では言いづらくなります。
●訃報は一般的に家族、近親者(三親等くらいまで)親しい友人、知人、勤務先・学校関係・関係団体、隣近所の順でお知らせします。連絡先リストを事前に作成しておくと慌てずにすみます。葬儀日程は日時・会場などが確定してから連絡するようにします。
●大切な人を失った悲しみを抑え込むことなく、故人の死を受け入れ、自分なりに消化していくプロセスを「グリーフワーク」と言います。葬儀の流れの一つひとつが「クリーフワーク」と言えます。
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<ワンポイントアドバイス>
●葬髪の日時は、@火葬場の予約A僧侶等のご都合B会場等の空きの3つが一致しないと決まりません。会場は日程、予算、交適、規模、使い勝手等で決まってきますので、予め決めておくと混乱が生じてしまいます。
●仏式で言う枕飾りとは、通夜前に親者がお線香をあげられるように設置する小さな祭壇のことです。宗派により一膳飯や御団子などを供えます。また、神棚隠しをする習慣もあります。
●「密葬」とは本来、後日改めて「本葬」や「お別れ会」を行う場合に使用されます。「密葬」や「家族葬」「お別れ会」などの言葉が個々の考えで使われています。行き違いを防ぐため、意昧合いを確認しながら使用しましょう。
●這影写真にご使用する写真を予め準挿しておくと慌てずに済みます。 |
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密葬・家族葬・近親者葬を理解する。
密葬とは?
後日、「本葬」(社葬、お別れ会等)を行うことをご案内して、会葬者をお呼びしない葬儀のこと。
通夜 |
− |
基本的に行いますが、後日、社葬やお別れ会などを行う場合、家族や身内だけで葬儀を行う「密葬」とし、一般の会葬者も参列する「本葬」とは分けて執リ行います。 |
葬儀式 |
− |
告別式 |
− |
基本的には、後口改めて行います。後日に行う本葬は、一般的には「お骨」にした状態で行われ、「お別れ会」として行われることが多いようです。 |
●故人が社会的つながりの大きい人で、所属していた会社等から「社葬」や「お別れ会」の申 し出があった場合
●故人が年未年始に亡くなリ、すぐに葬儀がで きない場合
●現住所地で火葬を行い、郷里で「本葬」を行う 場合 など |
家族葬とは?
家族または家族に準じた方のみが参列して行われる葬儀のこと。
通夜 |
− |
基本的に家族のみで行います。 |
葬儀式 |
− |
告別式 |
− |
基本的に行いません。 |
●故人が老人ホームやホスピスの生活が長く、 故人とのつながりのある方がいない場合
ワインポイント
アドバイス |
親戚や隣近所、身内の会社関係者等に趣旨を理解してもらうことが必要です。 |
●故人の兄弟や知人が既におらず、故人とのお別れを家族だけでじっくリ行いたい場合
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近親者葬とは?
会葬者を限定した近親者を中心にした葬儀で、故人とゆかりのない方はご遠慮していただくもの。「お身内葬」も同義語。
通夜 |
− |
近親者を中心に、会葬者を限定して行います。 |
葬儀式 |
− |
告別式 |
− |
●「形式的な会葬をする人などは来てほしく ない」という故人の生前の意志を汲んでいる場合 など
ワインポイント
アドバイス |
故人とのつながりのない「加須国・身内の会社関係者」や「家族の隣近所の方々」に会葬をお断りするための準備が必要とな ります。 |
●故人から生前に「葬儀はやらなくて良い」と冒われている場合
ワインポイント
アドバイス |
「残された家族に経済的な負担をかけたくない」というお気持ちで言われている方がほとんどです。その場合は、支出だけでなくお香典といった収入のことも含めて考慮に入れて横討することが必要です。また、故人と生前にお付合いの深かった方々から、葬儀後に「最後のお別れをさせて欲しかった」等の苦情を言われたリ、「お線香だけでも」と弔問に来る方が絶えず、家族の負担が増加するケースがあります。ご注意ください。
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|
一般葬では、親族、会葬者を含め約150人として、お香典が平均10,000円とすると、約150万円の香典収入がありますので、葬儀費用は、実質支出は、
約7万円となり、葬儀費用をほぼまかなうことが可能です。
一 般 葬
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事例 |
親族20名、会葬者130名
提供斎場使用、基本料金[A−2] |
料金項目 |
内容 |
数量 |
単価(税込み) |
金額(税込み) |
基本料金 |
料金タイプ「仏式A-2」
[小 計] |
|
|
367,500
367,500 |
追加料金 |
故人様搬送(10km超過分)
会葬礼状
会葬帳
香典帳
[小 計] |
100
2
2 |
20,580
84
210
210
|
20,580
8,400
420
420
29,820 |
別途料金 |
会葬返礼品
供花(C)
供物(果物)
料理(通夜)
料理(繰上げ初七EI)
[小 計] |
150
2
1
20
|
2,625
20,000
15,000
4,200
|
393,750
40,000
15,000
430,500
84,000
963,250 |
関連費用 |
霊柩車
火葬料金
マイクロパス
心づけ(霊柩車)
提携斎場使用料※
ご遺傭保管料
[小 計] |
1
1
1
1
1
1
|
34,860
12,000
42,000
5,000
105,000
10,500
|
34,860
12,000
42,000
5,000
105,000
10,500
209,360 |
合計金額(※税込) |
|
|
|
1,569,930 |
|
※提供斎場使用料は、会場によりことなりますので、ご確認ください。
「近親者葬」の場合、一般に比較して会葬者が少ない場合が多いようです。その場合、会葬返礼品や料理等の費用が少なく済みますが、お香典収入はそれ以上に少なくなります。
「密葬」の場合は、その形式(通や・葬儀を執り行う/火葬のみ行う)により大きく費用が異なります。いずれの場合も基本的にお香典収入がありませんので、支出がそのまま実質支出になり
約64万円の支出となります。後日、本葬を執り行う場合は、別途本葬の費用も発生します。
家 族 葬
|
事例 |
ご家族4名
提供斎場使用、基本料金[A−2] |
料金項目 |
内容 |
数量 |
単価(税込み) |
金額(税込み) |
基本料金 |
料金タイプ「仏式A-2」
[小 計] |
|
|
367,500
367,500 |
追加料金 |
故人様搬送(10km超過分)
[小 計] |
|
20,580
|
20,580
20,580 |
別途料金 |
供花(C)
供物(果物)
料理(通夜)
料理(繰上げ初七日) ・ご家
[小 計] |
2
1
族だけ
|
20,000
15,000
のため料理なし
|
40,000
15,000
25,2500
を想定 0
80,200 |
関連費用 |
霊柩車
火葬料金
心づけ(霊柩車)
提携斎場使用料※
ご遺傭保管料
[小 計] |
1
1
1
1
1
|
34,860
12,000
5,000
105,000
10,500
|
34,860
12,000
5,000
105,000
10,500
167,360 |
合計金額(※税込) |
|
|
|
635,640 |
|
※提供斎場使用料は、会場によりことなりますので、ご確認ください。
皆さんも色々とご検討されてはいかがでしょうか。
なお、このページは、「ゆきげ」の資料を参考にして作成しました。
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